山が美しく、キャンプやスキーが楽しめてさらにごはんもおいしい!家族全員長野県への移住には大満足しています
2024/10/29
2022年に埼玉県から長野県安曇野市に移住した三浦様と、三浦様の転職先である赤田工業株式会社の経営管理部課長 常田様のお二人に、移住後の生活や仕事について、そして長野県移住支援金対象求人情報サイト(マッチングサイト)を利用してよかった点などをお伺いしました。
Q:移住者の三浦様と赤田工業様、それぞれ自己紹介をお願いいたします。
三浦様:2022年2月に埼玉県さいたま市から移住してきました。現在、安曇野市に家を建て妻と娘2人の4人で暮らしています。
前職はデジタルサイネージを扱う会社に勤めていて、営業として商業施設や企業にコンテンツ提案や機器の手配を行っていました。
長野県に移住したきっかけですが、昔からキャンプが好きで長野県や山梨県へ何度もキャンプに訪れていたのですが、妻と「いつかこの辺りに住みたいね」という話はしていたんです。
そんな折、コロナ禍をきっかけに本格的に移住しようという話になり、すぐに都内にあるふるさと回帰支援センターに話を聞きに行きました。
当初「一度話を聞いてこようか」くらいの軽い気持ちで行ったのですが、長野県担当者の方と話しているうちにとんとん拍子で話が進んでしまったんです。
東京の移住支援センターに相談に行ったのが2021年の7月くらいで、実際に移住したのが2022年2月なので、移住の検討を始めてから半年ほどで長野県に来ましたね。
住む場所は最初松本市にしようと思っていたのですが、家族全員で話し合った結果、「街中はちょっと住みづらそうだから、少し離れた場所がいいな」という結論になったので、最終的に安曇野市に決めました。
左:常田様 右:三浦様
常田様:弊社は1964年創業、今年で60期を迎える会社です。電子顕微鏡・医療機器・半導体装置や、性能評価などに使用する真空タンクや真空チャンバーを中心に製造しております。 従業員はいま現在55人ほどで、日本人のほか実習生や特定技能としてインドネシア・中国・ネパール・アメリカなど、他の国々の方にも活躍していただいています。
Q:三浦様、赤田工業様がマッチングサイトを知ったきっかけ、利用したきっかけについて教えてください。また、三浦様が赤田工業様へ転職を決めた理由を教えてください。
三浦様:東京の移住支援センターで、移住支援金の説明と一緒にマッチングサイトを教えていただいたのがきっかけです。
その後、マッチングサイトと人材紹介会社からの情報を活用し、自分の条件に合う会社を探しました。会社を探す際の条件は、まずは受け入れてくれる会社。自分の場合年齢も年齢だったので、雇っていただけるだけでもありがたいと考えていました。
あとは、せっかく移住したのに転勤となると困るので、全国展開の企業ではなく地場の会社で探しました。
最終的に赤田工業で働こうと決めたのは、先ほどの条件はもちろん、見学や面接の際に常田課長はじめ皆さんが誠実に対応して下さり、「この会社は信頼できる」と思ったからです。
常田様:とある勉強会で長野県職員の方に人材確保について相談させていただく機会があり、そのときに教えていただいたのがマッチングサイトです。
弊社では以前から人材確保が大きな課題となっていて、ハローワークや求人情報誌で募集はかけていたのですが、それだけでは不十分だと感じていました。
マッチングサイトを活用し県外の移住希望者を受け入れることで、当社は人材不足の解消、移住者にとっては働く場所の確保と、双方にとっていい結果になるのではないかと思い登録させていただきました。
Q:三浦様、実際に移住してみてその後の生活や仕事はいかがでしょうか。また、赤田工業様にとって入社後の三浦様のご活躍はいかがでしょうか?
三浦様:移住後の生活は本当に何の不満もなく、幸せに暮らしています。
長野県はとにかくごはんがおいしい。以前は年中スーパーで同じものを買って食べていた気がするのですが、こちらに来てから道の駅でその季節の食材を買って食べる機会が増えました。
あとは、周りの景色が綺麗なのでよく散歩するようになりましたね。
移住する前は、長野県は「寒い、雪が多い」イメージがあったのですが、安曇野の辺りはそれほど雪が多くありませんし、車社会なので寒い中長時間歩くこともなく寒さもあまり気にならないですね。
家族も暮らしに大満足しているようです。いまのところ移住の不満や悩みは一度も聞いたことがありません。長野県の暮らしは本当に何の不満もなく、点数で言えば100点と言っていいと思います。
強いて悩みを言えば、ごはんがおいしいうえに、以前より通勤で歩く機会が減ってしまったので、ちょっと太りやすくなったことくらいでしょうか。
仕事面では、自分は製造業の経験がなかったため、前職の営業とのやり方の違いで少し苦労しました。
前職の営業は製品の販売ではなく、どちらかと言えばサービス業の営業提案に近い業務だったので、いまの「営業へ行き製品の注文を受け、作って納めた製品で信頼を得る」営業とはかなり違います。
この違いのキャッチアップに少し時間がかかってしまいました。
常田様:扱っているものは前職と違うかもしれませんが、元々営業経験が豊富な方だったので、採用時から活躍していただけると確信していました。入社後は、期待していた以上の働きで会社に貢献してくれています。
本来Iターンは、家族全員の生活がガラッと変わってしまう大変なものだと思うんです。ですが、さきほど三浦が「長野県に来て何の不満もなく、幸せに暮らしている」と言っていたので、弊社にとっても三浦にとってもいいご縁になったのかなと感じております。
Q:三浦様、赤田工業様、実際にマッチングサイトを利用して良かった点を教えてください
三浦様:移住を希望してもほとんどの方は移住先の情報が無く、住む場所や働く場所を探すのにかなり苦労します。そんな移住希望者にとって、移住の入口としてのマッチングサイトの存在、果たす役割は大きいと思います。
自分も移住前の情報源や窓口として、マッチングサイトを頼りにさせていただきました。
いただいた移住支援金については、実はほとんど使っていません。子供もこれからさらにお金がかかるようになると思いますし、そのときまで大事に取っておこうと思っています。
ただ、スキー道具を揃えたりカヤック買ったりと、これから長野県を思いきり楽しむための趣味に多少使おうかな、とは計画しています。
常田様:マッチングサイトに登録するまでは、実際に応募が来るかどうか半信半疑だったのですが、登録後は実際に何人もの方から問い合わせがありました。
マッチングサイトを通じて応募いただいた移住者の方は、ほぼ全員に入社していただくなど、効果は確実に出ています。
人材不足の企業、県外のUIJターン人材を求めている企業は、県外の方も活用しやすいマッチングサイトに登録してみてはいかがでしょうか。
マッチングサイトへの登録も比較的簡単ですし、移住者にとっても使い方がシンプルでお互いがマッチングしやすいシステムになっていると思います。
もちろん弊社も継続して利用させていただきたいと思っています。
Q:三浦様、赤田工業様の今後の展望や目標についてお聞かせください
三浦様:プライベートでは、今年の冬に家族でスキーへ行く計画を立てています。実は去年子供が受験だったため、まだ長野県に来てから家族でスキーに行けていません。妻は札幌出身ですし、僕も娘たちも全員スキーが滑れるので家族全員でスキー場へ出かけたいですね。
その一方で子供もだいぶ大きくなってきましたし、今後家族全員で出かける機会は徐々に少なくなって、妻と二人で出かける機会が増えてくるのかなと思っています。なので、新たに登山など夫婦二人で楽しめる趣味を見つけていく予定です。
仕事に関しては、60歳の定年まであと10年しかありませんので、その間に営業としてできるだけ会社の売上に貢献していきたいと考えています。
もちろん競合企業との価格競争などもあり、利益を上げるのは簡単なことではありません。そんな中でも赤田工業じゃないとできないモノづくり、赤田工業独自の窓口を探し、少しずつ高利益化を図って会社の利益率向上に貢献できればと思っています。
常田様:弊社は、今年度で60周年を迎えました。今後も経営理念である社員が長く勤められる企業、またお客様に喜んでいただける企業を継続し、100周年を目指していきます。
もちろんそのためには優秀な人材の確保、利益の出る構造の構築が会社として必要です。現在その計画の一環として、一部の製品を海外へ輸出する事業もスタートしました。
日本だけではなく、世界中の皆様のためになる製品を生み出し、世の中に貢献できればと思っています。
Q:最後に三浦様、赤田工業様から、長野県へ移住を検討している方に一言お願いいたします
三浦様:関東に比べ夏は涼しい期間や時間帯が長く、冬は生活していて寒さを感じるケースは思ったよりも少なく、非常に住みやすい地域だと思います。景色も綺麗で、移住して2年経った今でも毎朝山に囲まれた美しい景色を見て感動しています。
あと、結果的に移住後に気づいたのですが、交通の便も非常に良いです。私の実家がある東京へは新幹線で簡単に行き来できますし、妻の実家がある北海道へは、松本空港と札幌の丘珠空港を結ぶ直行便があります。
「どうしても海が無いと困る」と言う方には不向きですが、それ以外の方、特に山好きの方であれば長野県はベストな移住先の一つではないでしょうか。
常田様:弊社は20代~60代、中には70歳を過ぎた方も現場で活躍しています。真空製品に興味がある、技能を身に着けたい、長く勤めたい方、働く意欲があればどんな方でも大歓迎です。 目の前に綺麗なアルプスが広がる自然豊かな安曇野にある工場で、社員全員が家族のような温かい会社だと思います。
長野県に移住を検討している方、赤田工業に興味を持っていただいた方は、ぜひ一度工場見学にお越しください。ご連絡いただければ常時ご案内させていただきます。
移住先のお仕事を探す際、三浦様のように移住の際に希望や譲れない条件がある方も多いはず。マッチングサイトは、職種、働き方、休みといった条件でお仕事の検索ができますので、移住先の仕事を探す際にぜひご活用ください。
法人番号 |
7100001017101 |
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法人名 |
赤田工業株式会社 |
本社所在地 |
〒33998602 長野県北安曇郡池田町会染6108-75 |
業種 |
他に分類されない生産用機械・同部分品製造業 |
上場区分 |
非上場 |